隣地土地境界と建物の越境問題

query_builder 2024/12/03

隣地境界と建物の越境問題は、隣人同士でのトラブルの原因となることが多いため、適切に解消することが重要です。

1. 状況の確認


まずは、測量の上、境界を確認する必要があります。 土地境界確定の専門家(土地家屋調査士など)に依頼して測量を行い、正確な境界を確認します。過去の測量図や登記簿と実際の状況が異なる場合があるため注意が必要です。建物の越境部分の特定 建物のどの部分が越境しているか(屋根、壁、基礎など)を明らかにします。

2. 隣人との話し合い


(1)友好的な解決を目指す為、 境界や越境の事実を共有

  測量結果を基に隣人と話し合い、問題の原因や範囲を共通認識として持ちます。

(2)解決方法を相談

  解消の方法について隣人と合意を得ます。具体的には以下のような選択肢がありま   

  す

  〇越境部分の撤去・修繕 問題部分を改築、撤去、または修繕して越境を解消。

  〇土地の譲渡や地役権の設定、越境部分の土地を買い取る、または使用料を支払っ  

   て使用権(地役権)を設定する。

3. 法的手続きの検討


隣人との話し合いで解決しない場合、法的手段を検討します。


(1)土地境界の確定

  境界確定訴訟

  境界が不明確な場合、裁判所に「境界確定訴訟」を提起して境界を法的に確定します。


(2)越境の解消請求

  所有権に基づく妨害排除請求

  越境部分の撤去を求める請求を裁判所に行うことが可能です。損害賠償請求 越境に  

  よって損害を受けた場合、損害賠償を請求することもできます。


(3)土地の取得・利用の合意

  時効取得の主張(場合による)

  越境部分が長期間使用されている場合、隣人が時効取得を主張する可能性がありま    

  す。逆に自分が越境部分を使用していた場合も、時効取得を検討できます。

4. 解決後の処理


問題が解消した後、以下の手続きを行いましょう。


〇 不動産登記簿の更新

 境界や土地の所有権に変更があった場合、登記内容の更新をします。


〇合意書の作成 解決方法について

 隣人と合意ができた場合、その内容を文書化し、お互いが署名・捺印することでトラブルの再発を防ぎます。

注意していただきたい点


最後に、話し合いが感情的になると解決が難しくなるため、冷静に打ち合わせを進めることが重要です。専門家への相談 境界問題や越境トラブルは法律や専門知識が関わるため、土地家屋調査士や弁護士、不動産の専門家に相談することをお勧めします。

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